マーク式試験の弱点を衝く
試験中
「時間と気合いはあるけど、解けへん」
という場合に使える(かもしれへん)裏ワザを紹介するで。
名付けて
「ローラー作戦消去法」
や。
これは、マーク式の試験は必ず目の前に答えがあるってことを利用した戦術や。
ローラー作戦なだけあって、地道で時間のかかる戦術やで。
どんな戦術かっていうと
選択肢を問題に当てはめて理屈が通るかどうかを、全選択肢について確認する戦術や。
目の前の鍵穴に、持ってる鍵を全部突っ込んでみるってだけや。
むっちゃ極端な例やけど、
問. 1+x=2. x=? (1)-1 (2) 0 (3) 1/2 (4) 1
って問題が出た時に、(1)から(4)まで全部xに代入して計算して、2になるかどうかをチェックするってこと。
せやから、はじめに言うたみたいに、
「時間はたっぷりあって、でも問題が解けへん」というときに使うとエエ。
めんどくさいけど、合格のためならやるしかないやろ。
あと、「ローラー作戦消去法」は数学でしか使われへんと思うし、
どんな問題にも使えるってわけでもない。
仮に100%使えるとすると、すべての問題にこれで取り組めば満点取れることになるけど、
出題する側も流石にそんな問題を作るワケないわ。
整合性のチェックでも結局、頭使わなアカンとかあるしな。
でも知らんよりかは知ってるほうがええかってことでシェアしとくで。
じゃあどんな時に使えるか、みていこか。
例えば、解の算出を避けられる
「二次方程式~の解を求めよ
(1) x=-2,1
(2) x=2,1
(3) x=-2,-1
(4) x= 2,-1」
はラッキーやな。
x=1を入れてみる。ハズレ。(1)(2)が消える。
x=2を入れてみる。ハウレ。(4)が消える。
答えは(3)。
ってな感じで解けるしな。
例えば、因数分解を避けられる
これも、選択肢を展開すればエエだけ。
じゃ、例題
成美堂出版さんの過去問、平成25年9月AのNo.1から
答えは言わへんで。
一般曹の試験なら、解の公式さえ覚えてれば、因数分解を覚えなくてもよい
こんな風に、因数分解の公式をどうしても覚えたくない場合は、一般曹の試験に限り、覚えなくてもエエで。
一般曹の試験に限りってのは、マーク式やし難易度もほどほどやからデキるんやってことな。
ちなみに、因数分解の知識は、問題を解くときのショートカットにはなる。
「因数分解せよ」を解くのが早いのはもちろんのこと、
二次方程式・二次関数の問題を素早く解ける。
だから因数分解を覚えへんってことは、
覚えるのに費やす時間は省けるけど、試験中の時間は無駄遣いしてるってことはわかっておいたほうがエエで。
時間があるなら、ローラー作戦消去法
というわけで、
もし、試験本番で解けないまま時間余ってしもたら、
下手に解法考えるより、ローラー作戦消去法で地道にやってみたほうが正解までたどり着けるかもしれへんな。
もし「こんな問題でも使えますよね?」みたいなんがあったら、
「ご意見箱」から是非教えてや。