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面接も筆記も丸暗記はアカン

諭吉の深エエ話

今回の話は、自衛官の道以外(就活とか)でも使える話や。

 

面接で丸暗記を披露してはいけない2つの理由

こないだのコト。

小学生の女の子が中学受験のために面接の練習をしてる風景を見たんやけど、丸暗記感MAXやったわ。

丸暗記”感”っていうか丸暗記やったんやけどな。

まだ小学生やから
「うん、まあそうなるよな」
って感じやけど、
義務教育終えた人間がそれやとキツいな。

…ってかやっぱ小学生でもアカンわ。

ワシの器が小さいんかな?ww

 

なんかなー、何がアカンって、2点あってさ。

1つは、目の前の人間を無視してしゃべってること。

もう1つは、丸暗記の内容がウソであるのが透けて見えること

 

1点目。

目の前の人間がどんな表情で聞いてて、

その人の呼吸というか間というか、そういう受け入れ態勢に合わせてこちらも間を置いたりしていくのが

普通のコミュニケーションやからな。

人間が怒るのは、存在を無視された時や。

丸暗記を一方的にしゃべりつけるっていうのは、目の前の人の存在を無視してることにかなり近い。

せやからアカンのやろうな。

 

 

2点目。

丸暗記する人って

「~~だから、えーっと…、だから●●と思って志望しました」とかいうんやけど。

本来、「~~だから●●と思った」ってのは、本人にとっては自然なことなわけやんか。

自分が考えたことなんやから。

それが「えーっと」を挟まないと出てこないってことは、

不自然なこと=本心とは違うこと

をしゃべってることに他ならんわけやな。

じゃあ面接のために用意したウソなんやろうなと思ってしまうわけやな。

ウソやないとしても、取り繕ってる感があるんやな。

 

例えば、「ずっと会いたかったミッキーに会えて、嬉しかった」なんていう話を友達に話すのに

「ずっと会いたかったミッキーに会えて、えっと…嬉しかった!」っておかしな話やんか。

それほんまに嬉しかったんかい?ってなるやん。

 

 

ちゅうことで、丸暗記すんのはやめよう。

ちなみに、これはこのサイトの地味なモットーでもあるねんけどな。

みんな数学とか物理とか、丸暗記でやろうとしすぎ。
数学とか物理は、そもそも未知に対して解明しようと取り組んでいくためのツールや。
そもそもが、謎なもの・わからないものに対応していこう、というものやねんから、
そういう性質のものを丸暗記していくっていうのは土台ムチャな話やで。

もちろん暗記事項が0かっていうとそうではない。

暗記することになるのは

<1>最低限のルール
<2>あまりにもよく使うもの

の2つ。

<1>は当然や。
どんな世界だろうと、そのゲームをするにあたってルールは必要やし、アートの世界にだってルールはある。というか、ルールがあるから、アートが生まれる。

数学や物理の世界のルール…なんやと思う?

もしかしたら「公式」やと思うかもしれへんけど、ちゃうねんな。

実は、公式なんて覚えてなかっても大丈夫やねんな。

…。

覚えないとアカンルールは、「定義」や。

定義」から全ての数学的議論がスタートするんや。数学のスタート地点なんや。

公式も、定義からなんやかんやしたら辿り着くものやから、つまり、定義から公式までは自分の力で移動できるんや。

せやから定義が自分の頭の中にあれば、公式も出せるし、別に公式と言わず、問題に適した数式だって自分でスッと出せるんや。

逆に、定義が頭の中になければ、その先が出てくるわけないわな。何も出てけーへんわ。

 

<2>は、覚えようとしたんじゃなくて、結果的に覚えたっていうものやな。

展開公式も、展開の定義に従って展開していけば出てくるんやから覚える必要ないで。

でも、むちゃくちゃよく使うから、自然に覚えた。みたいなことや。

もしくは、先輩のアドバイスで

「展開公式はむちゃくちゃよく使うから、自然に覚えた。ジブンどうせ今から勉強するなら先に覚えてしまったほうがエエで」

みたいに言われるから覚えるものや。

それの最たるものが、公式やねん。

せやから公式はその程度のもんであって、覚えないと進められへんってわけではない。

「1:多」型の学校教育では、覚えるように押し付けられてるだけ。