特に不等式の証明の場合は、
目的の式(n=k+1とした不等式)を計算用紙の端っこにでエエから、メモしておくのがコツ。
P.S.
なぜなら、
不等式の証明は、
「証明したい左辺」から1発で「証明したい右辺」に行くとは限らへん。
– –
証明したい左辺 < おとりの右辺 ・・・(1)
おとりの右辺 < 証明したい右辺 ・・・(2)
(1)(2)より、
証明したい左辺 < 証明したい右辺
– –
という流れで示すしかない場合がある。
どう頑張っても、1回、不等式を評価するだけではアカン場合がある。
こういうときに、1回でイケるもんやと勘違いして、
(1)の「おとりの右辺」を式変形して「証明したい右辺」にならず、
「あれ?おかしいな。じゃあ今度はこう変形してみるか」
とかいろいろ頑張ってまう。
だんだん
「おとりの右辺」から「証明したい右辺」への変形が目的になってしまう。絶対無理やのに。
これは手段が目的化してる。
それを防ぐために、目的の式を端っこにメモしておく。
目的を見失わないように。