まいど!自衛官試験のプロフェッショナル、諭吉やで!
2025年から始まった「幹部候補曹」って試験について解説するで!
なんか「一般幹部候補生」っぽい響きもあり、
「一般曹候補生」っぽい雰囲気もあって、
どうなってんの?
って感じやんな。w
ってことで
いきなり結論
・試験内容は、一般幹部候補生から大学内容が一部削られる
・そのぶん(?)、入隊後初めの5年は幹部ではなく士〜曹となる
幹部候補曹は、「自衛隊大学」
公式の募集要項によると、入隊後はこんな感じ。↓

https://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/pdf/y/r7_youkou_kankousou.pdf より引用
初めの4年間は「士長〜曹」、
そのあと1年間は、「曹長」(←一般幹部候補生の人はすぐココからスタート)
その後(=入って5年後)に「尉官」「初等幹部」になるって仕組み。
やから、
一般幹部候補生との違いは、
幹候生より4年多く「士長、曹」を経験する
ってとこやね。
4年ってところが大学みたいやね。
あとで説明するけど、
試験内容も大学内容のものが削られてるから、
高校内容しか学習してない人でも受験可能!
しかも(入隊後1年違いがあるけど)防衛大卒業後の流れとほぼ同じやから、
まさに
自衛隊大学
みたいな感じやね。
試験内容が1番近いのは幹部候補生
これまた公式の情報をみてみよう!
ポイントは蛍光ペンのところ。

https://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/pdf/y/r7_youkou_kankousou.pdf より引用
わかることは2点
- 一般幹部候補生にはある「専門記述」だけが無い
- その他の試験は完全に、幹部候補曹=一般幹部候補生
つまり、
ちょっとだけカンタンになる
ってこと!
これをいち早く紹介してた人がいるらしい…スゲーよな…↓w
一般幹部候補生と
幹部候補曹の一般教養とか専門択一の問題は
「全く同じ」やで!なぜそう言い切れるか?
画像の赤枠のなかに
「注1:一般幹部候補生と共通の試験問題を使用します」
って書いてあるから!— 自衛官試験のプロ・諭吉 (@yukichi_sugaku) February 16, 2025
この幹部候補曹では出題されない「専門記述」ってのは
めちゃくちゃ大学の内容で、
ちゃんと勉強してないと答えられへん問題やねんな。
大学の中間試験くらいの感じ。
だから、これがなくなるのはデカい!!!
これまで「高卒なんですけど幹部目指します」ってメッセージをいただいてたことがあるんやけど、
そういう方は、ぜひ幹部候補曹をお受けになってください!
専門記述がないのはチャンス!!
専門択一のほうはワンチャン高校までの知識でもなんとかなるんで!
最悪、鉛筆転がせるんで!w
ほな、以上やで!
対策記事はここ!↓
