まいど!自衛官試験の専門家・諭吉やで。
高等工科学校の一般試験の分析をしていくで!
答えは別の記事で公開してるから、
答えが知りたい人はここチェック↓
高等工科学校の一般試験の全体像
5科目&作文。
- 「その1」として国社理を2時間で解く。
- 「その2」として数英を1時間40分で解く。
- 作文は504字詰原稿用紙に30分で書く。
って感じ。
作文はかなり短いから、準備しておかないとキツいな。
その他はたっぷり時間ある。
全体的な難易度と、科目どうしの難易度
全体的に難しい。
推薦試験は資料解釈と数学と作文っていう異色の組み合わせのせいで対策が難しいってのがあるけど、
一般試験は、
シンプルに問題の難易度が難しい
って感じ。
特に理、社、国語の古文は
え、これって中学で習うっけ?w
みたいな問題のが混ってたりする。
科目の難易度で言うと
数学 < 英語 < 国語 < 理科 < 社会 < 作文
って感じ。
この難易度順に分析していくで。
数学の分析
全部で25題で、
計算:10題
関数:6題
図形:6題
データ&確率:3題
っていう構成。
大きな特徴としては
融合問題は出てない
ってことかな。
融合問題ってのは、
「1次関数のグラフと2次関数のグラフをかいてそれらの上に頂点をとって正方形を作って….」
みたいなやつで、
関数の問題と図形の問題を絡めたようなものがない
ってことやな。
難易度は基本的なものが多い。
英語の分析
全部で25題で、
語彙:4題
短めの対話文:4題
グラフの読み取り:2題
注意書きの読み取り:2題
長めの対話文:6題
長文:6題
という構成。
かなりいろんなタイプの出題のされ方がしてるな。
長めの対話文は、ほんまに長い。w
登場人物が3人やから、「この人は⚫︎⚫︎出身、あの人は▲▲出身で、…」みたいに
情報を整理しながら読む
のが大変であり、ちょっとした特徴。
国語の分析
全部で25題で、
漢字:2題
故事成語:1題
敬語:1題
説明的文章:9題
文学的文章:7題
(日本の)古文:5題
という構成。
特徴は
文法事項は敬語以外出てない
漢文は出てない
ってところかな。
まぁ故事成語がちょっと漢文っぽさあるかな。
でも、漢文の出題はない。
高校入試の古文って、現代語訳も書いてくれてることがあるんやけど、それはない。
だから全部自分で読まないとアカンので、読めるようにしておきたい。
まぁそんな読みにくい文ではないけどね!
理科の分析
全部で20題で、
物理分野:5題
化学分野:5題
生物分野:5題
地学分野:5題
という明快な構成。
特徴は
暗記事項は細かいことまできいてくる
難しい問題がある
ってことかな。
火成岩のに含まれる鉱物の割合とかね。w
まぁその辺は正解できなくてもエエと思うな。
社会の分析
全部で20題で、
地理分野:5題
歴史分野:10題
公民分野:5題
という構成。
特徴は
歴史の割合が多い
めっちゃ細かいことまできいてくる
ってことかな。
理科と違って、社会の方は細かいこときいてくる率高め。w
しかもこれは地理、歴史、公民問わず。
だから社会の方は「そのへんは捨てても大丈夫」とは言われへんところがあるね。
教科書の太字じゃないとこまで覚えておく必要がある。
作文の分析
「とある問題解決のために、リーダーを支える役割を与えられたとき、あなたならどうする?」
系の作文。
テーマがそもそも書きにくいうえに、30分で書くってのがかなりキツいと思う。
自衛隊の作文は他の試験でも30分やねんなぁ。
どれもその場でゼロから書くとなると厳しいはず。
(諭吉の手にかかれば大丈夫やねんけどなっ!)
以上が全体の分析。
詳しい分析が読みたい人はこちらもチェックね!
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