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志望別対策記事Q&A防衛大学校対策

まいど!諭吉やで。

防大推薦の結果が出たみたいやね。

「推薦落ちた!一般頑張るで!」という方へアドバイスやで。

すぐ消すかも。

いただいたご相談

こんにちは。防衛大学推薦入試の教材を買わせたいただいたものです。今日結果が出て残念ながら不合格でした。
ですので、一般の勉強に力を入れていきたいのですが、どう言った勉強をしていくのが良いでしょうか?(理系 選択 化学)
<諭吉略>
よろしければ教えていただけると幸いです。よろしくお願いします。

諭吉の返事

⚫︎⚫︎さん
こんにちは、諭吉です。
試験お疲れ様でした。
一般の勉強に力を入れていきたいのですが、どう言った勉強をしていくのが良いでしょうか?(理系 選択 化学)

ちょっと長いですが、R6入校分一般数学と化学の分析を転載します。

できればR6入校分の過去問を解かれた後に読まれるのが良いかと思います。
それぞれの問題の詳細は、
市販の問題集の問題のタイトル等と照らし合わせながら読んでいただくと
「この問題やらなアカンってことか」
とわかるようになるべく記載しているつもりですので、
学習の際ぜひ参考になさってみてください。

以下このテキストより引用

以下数学の分析

〜〜〜目次〜〜〜

大問n(1≦n≦4)

大問nのまとめ

総じて

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

大問1:小問集合

(1) ベクトル:|a+kb|型の問題。典型問題。取るべき。

(2) 商の微分:logが絡む商の微分。取るべき。防大log好きやなぁ。

(3) 分数関数の積分:部分分数分解してから積分するやつ。部分分数分解もただの逆算やからビビらんでエエで。取るべき。積分結果はlog。防大log大好きやなあ。w

(4) 複素数:複素数の図形的理解が試される良問。「え、有名角ちゃうから計算無理やん」って思って諦めてしまった人は、複素数を図形的に理解する練習をしよう。『出る順テクニック』をチェックや!

(5) 極限:分子の有理化型の問題。計算ちょーっとダルめやけど真面目に計算するとちゃんと答え出る。取るべき。

(6) 判別式:共通接線の問題やけど、微分は使わず解ける。シンプルに考えましょ。もちろん取るべき。

(7) 指数対数:logの計算、logのグラフ、指数計算がわからないと解けへん良問。特にlogのグラフはこれを機にしっかり書けるようになろ!防大log大好きやなぁ。なんで?w

(8) 三角関数:tanの加法定理の問題。tanとなると、sin,cosと違って値の範囲が-∞≦tan≦∞となることに注意ね。

 

 

大問1のまとめ

基礎計算メイン。

全問正解してほしいところやけど、

落としてもエエのは(4), (7)あたりかなぁ。

でも防大受験生としては、本番までにどっちもリベンジしておかなアカンで!

 

 

 

 

大問2:空間ベクトル

(1) 始点のコントロールor内分点の公式:まぁそのまま。始点のコントロールは『出る順テクニック』参照。取るべきや。

(2) 内積計算:題材となってる図形(今回は正四面体)から特徴を捉えて、計算する問題。これも取るべき。

(3)垂線の足を求める問題:これは計算キツかったなぁ〜。なんかいい感じの工夫とかもなさそう。 本番では捨てちゃってエエかも。

 

  

大問2のまとめ

(1), (2)は取りたい。

(3)は、「時間さえあれば実力的にはもちろん解ける。でも試験本番ではパスするかも」って思えたらベスト。

 

 

 

 

大問3:微積分融合

(1)(2)商の微分:商の微分増減表で終わりの問題。取りたい。分数関数の符号をチェックするときに、「分母は正で確定やから分子だけチェックすればエエな」って発想がないとちょっとキツいかも。

(3)分数関数の積分:これはf’/f→log|f|型。あんまりひねりはないから取りたい。せっかく増減表も書いたことやし、奇関数であることを利用する問題に進化するかもってのもワンチャン頭の片隅に想定できればベスト。

 

 

大問3のまとめ

これは全部取るべき問題やね。 

 

 

 

大問4:数列

(1) Snanの関係:『出る順テクニック』で話してる通り、取るべきやね。防大でSnみたら即Snanの関係まである。w

(2) 謎のΣ計算:これはキツい!取れなくてオッケー。この難問を通して学んで欲しいことはテキストに書いた通り。あと地味に最後の方で『出る順テクニック』の内容使ってるのがウケる。w

(3) Snの最大値:うってかわってこっちは典型問題。確率漸化式とかでもみるパターンのやつやな。取りたいところ。

 

 

大問4のまとめ

(2)は解けなくてオッケー。(1)は絶対取りたい。

(3)も取れるようにはなっておきたい。試験本番までには解けるようになっておきたいところ。

 

 

総じて

大問1(小問集合)は満点目指して、

そのほかは3問中2問を目指して得点したいね。

解く時のコツとしては、

「わからんかったらパス!後回し!」

「計算ダルかったらパス!後回し!」

ってスタイルが良さそう。

後回しにしても、別に時間が足りなくなることはないはず。

「大問4(2) 謎のΣ計算」みたいなやつ以外は。w

 

防衛大(一般)数学出る順テクニック集

平成28年入校分から試験を解いて分析続けている諭吉による

防衛大(一般)の数学の

  • 頻出単元
  • テクニック
  • 暗記すべきもの

について
まとめた13ページの教材。

販売停止してたけど、R6入校分解いてみて思わず

諭吉すげえ!w

って思ったんで再販売。

人社でも理工でも使えるで。

推薦・総合選抜受験の人は、買わなくて大丈夫。
推総テキストの方が役立つよ。
でも、一般で勝負する場合場合はぜひ。

詳細(1つだけオマケね)↓

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以下化学の分析

〜〜〜目次〜〜〜

大問n(1≦n≦4)

大問nのまとめ

総じて

〜〜〜〜〜〜〜〜

(化学だけ大問中問小問あるのなに!?w)

大問1:中和or酸化還元が絡まない基本計算、原子・分子の構造

(1) 原子構造:ほぼ毎回出てる。テキストにまとめたルールを丸暗記しておくべし。

(2) 存在比:これも小数計算がちょいダルいけど、やることは単純。

(3) 結晶構造&密度:化学の計算は徹頭徹尾、「単位」に注意を払うことね。

(4) 合金と金属:毎回出る合金。今年は純金属?も出題されたから、今後ちょっと注意かも。

(5) 分子量推定:MxOy型の分子量を推定する問題。これもさほど難しくはない。

(6) 各種濃度計算:モル濃度だけじゃなくて質量パーセント濃度とか質量モル濃度とかまで覚えてないとアカンぞ、っていうメッセージやな。1問あたりの計算量が多いところも防大っぽい。

(7) 分離操作:教科書の冒頭にあるような分離操作の名称を答える問題。暗記。

(8) 混合物:これも化学初心者が躓きがちな混合物、純物質、単体、化合物の違いを聞いてくる問題。

(1) 物質の三態:化学やってて意外と使わへんのが「凝縮」「凝固」って単語ね。きちんと覚えておきましょ。

(2) 極性:極性に関しては毎回出てるけど、R4入校分の大問1を諭吉のテキストと照らし合わせながら復習しておくとエエで。

(3) 標準状態での気体の体積:1mol22.4Lってやつ。取るべき問題。

(4) シンプルな化学反応式:特記事項なし。取るべき問題。

大問1のまとめ

化学基礎の教科書の前の方からいっぱい出てくるような問題たち。

難しくはないけど、小数計算が多くて時間が稼がれちゃうね。

でも、以降の大問がどんどん難しくなるから正確に正解しておきたいところ。

落とすのは2問までにしておきたい。

大問2:理論と無機の融合問題

(1) アルカリ金属、土類金属:炭酸塩に関する問題。細かいね。ちょっとキツイかも。

(2) ケイ素、リン、硫黄:地殻中に存在する原子の順番だけじゃなくて、単体として存在してるか?まで覚えてないとアカンのがキツイね。

(3) イオン化傾向:これはイオン化傾向を覚えてれば答えが出る。取るべき。

(4) 酸化還元:化学反応式から酸化還元反応のものを選ぶ問題。これも難しくはないので取るべき問題。

(5) 融解塩電解:電池、電気分解、融解塩電解は図を書いて考えるのがコツ。書くクセつけよな。

(6) 中和:酸2種類と塩基1種類の中和反応の問題。最後まで正確な値が算出できへんけど、xyと置いて考えると答えは出せるおもろい問題。こういうこともあるんやな、って思っておきたい。

(7)(8) 正誤問題:間違い方が細かい気はする。「防大化学の正誤問題って細かいねんなぁ」と覚えておくのがポイントやね。

(1) 沈殿:イオンや沈殿の色、ザックりじゃなくて個別に覚えておかないとアカン。ちょいキツい。

(2) 過不足のある平衡:大問2でいちばんムズい。近似も難しいし、小数計算もしんどい。本番は飛ばすのが賢いかも。

(3) イオン:うってかわってめちゃ簡単。数、物のところでも言ってるけど、めっちゃムズい問題があっても、次はめっちゃ簡単とかあるねんな、防大。だからムズいと思ったらポンポン飛ばすのが賢いで。

(4) 複雑な滴定:これは問題文を追いかけることからムズさが始まる。問題文を読みながら、ザックリでエエから実験の様子を図にするのがポイント。

大問2のまとめ

この辺から過酷さが顔を覗かせてくるな。w

正誤問題は細かいところまでチェックする必要があるで。

難しい問題は、飛ばしても次は解きやすかったりするから覚えておいてや。

実験の手順が複雑な場合は作図すること。

半分くらいは取っておきたいところ。

大問3:理論(化学基礎じゃなくて化学の方)

(1) 再結晶:溶解度の問題。これは易しい。取るべきやな。

(2) 沸点上昇:ムズい。手順ムズいのと、計算面倒なんと、質量モル濃度を使わないとアカンところが合わさってムズい。パスしてOK

(1) 比熱:グラフを見ながら現象を予想・イメージするってのが面白い問題。個人的にはこのイメージ力は思いやりやと思うねんな。他者の気持ちを考えるというか、こういう現象が起きると他者はどう感じるだろうか、って想像することって。個人的な思いとしては取れて欲しい。

(2) ファントホッフの法則:ファントホッフの典型問題。取るべき。

(1)&(2)反応速度の問題:ちょっと表に数値が多くて仰々しいけど、計算自体は難しくない。取るべき。

(3)~(5) グラフ等:表の数値から関係式を導出グラフをイメージするっていう問題。やや数学的なところがあるかも。

大問3のまとめ

本格的に難しい問題が増えてくる。

無理やと思ったら大人しくパスしちゃってオッケー。

防大一般の化学は、問題めちゃくちゃいっぱいあるからね。w

取れるところでしっかり取ってこ。

大問4:有機

(1) 乾燥剤:元素分析のキホンのキやね。別に聞かれてはないけど、理由まで答えられるようにしておきたい。

(2) 元素分析:これも有機の基本。特に難しいところはないから正解したいところ。

(3)~(6) アルコール:アルコールが含まれてることがわかったら、第何級?まで特定せなアカンな。あとは、低温では分子間脱水、高温では分子内脱水することも覚えておきたい。これも正解したいところ。

(7) 異性体:不飽和度がわからんと難しいかもしれへんな。諭吉の推総テキストを持ってる人は、R4入校分推総化学の解説を参照してください。

(8) エーテル&極性:エーテルは無極性やから極性溶媒に溶けない、と考える問題。極性について結構聞いてきてるイメージあるね。

(1) アニリンの性質:大問2のところで見た通り、これまた細かめの正誤判定。

(2) 無水酢酸:無水酢酸を利用する反応の正誤判定。アセチルサリチル酸の製法を覚えておかないとアカン問題。

(3) 塩化ベンゼンジアゾニウム:塩化ベン〜ウムを5度以上にすると起こる反応のフェノールじゃないやつを答えさせる問題。これは覚えてなくても解けるから取りたい。

(4) 熱硬化性樹脂:ベークライト(フェノール樹脂)の製法の問題。聞き方もちょっと難しいし、ムズいね。

(5) ジアゾカップリング:ジアゾカップリングの問題。これは基本やから取りたい。

大問4のまとめ

の芳香族がムズい。

の脂肪族で点数取れるとこ取っといて、

は点数かき集められるとこかき集めて、

その後ここまでの大問で飛ばした問題に戻る」

ってのが良さそうやね。

 

総じて

時間結構ギリギリやろねぇ。

時間配分がカギやね。

諭吉なら

<諭吉略>

って感じでやるかな。

<諭吉略>

年単位で時間ある人は理論&有機無機

1年ないって人は理論無機有機

って順で固めていくのが良さそうやね。

 

諭吉の返事は以上やねんけど、物理受験の人もいてるとおもうのでオマケ

オマケ:物理の分

〜〜〜目次〜〜〜

大問n(1≦n≦3)

大問nのまとめ

総じて

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

大問1:力学(宇宙系)

(1)&(2) 万有引力と円:割と普通の円運動の問題。万有引力っていう普段あんま使わへん力がちょっとイヤかもね。

(3) 面積速度一定の法則:使う公式の名前(ほぼ公式自体)を教えてくれてるからこれも取りたいところ。

(4) エネルギー保存則:E保存則を使う問題。万有引力による位置Eは”mgh”じゃないことに注意ね。あとは誘導に乗る力。

(5)&(6) 運動量保存則:これもまあ運動量保存則を使う普通の問題。誘導に乗って計算するのが大事。

(7) ケプラーの法則:ケプラーの第3法則を使う問題。計算ダルめなのと、求めるのはTじゃなくてT/2であることとかに注意。

(8) エネルギー保存則:無限遠に到達する条件を求める問題。あんまりひねりは感じへんかったけど、計算ダルめかも。

 

 

大問1のまとめ

ラスト2問の(7), (8)は他の問題とかの兼ね合いによっては落としてもしゃーないかなって感じ。

ここでは75%を確保しておきたいところ。

 

 

 

 

大問2:熱力学

(1) 比熱の定義:定義そのまま。易しい。

(2) 熱平衡:これもそのまま。易しい。

(3)〜(6) グラフを見ながら適切な仮定条件を使う問題:この辺は面白かったなぁ。グラフを読み取りながら、与えられた情報から適切なものを利用する問題。

(7) 比熱から物質を特定:これは普通の問題。これはここまでの問題とあんまり関係なく解けそう。

(8) 熱量の計算:これはちょっとややこしいかな。計算すべき状況の全体像をわかってないと何したらエエかわからんくなるかも。

 

 

 

大問2のまとめ

これは正直全部解けて欲しいな。

落とすなら(8)。約87%か。

 

 

大問3:電磁気

(1)誘導起電力:誘導起電力を2通りで求める問題。普段から計算法とか考えが複数通りあるものは、片方に逃げずにどっちも学ぶのが大事やろな。それによって理解深まるし、そもそも防大がそれ求めてるっぽいし。

(2)オームの法則:これはオームの法則使うだけ。(1)が片方しか出せなくても解ける。

(3)電磁力の向き:いわゆるフレミング左手の法則。

(4)モーメント:ここでモーメント!まぁこれも正直計算するだけ。ただ、モーメント2倍するのを忘れへんように。微妙に(3)の図ががそのミスを減らそうとしてくれてる。

(5)仕事率の一周期にわたる時間平均:これいっちゃんキツかったw 高校物理であんまり見ーへん日本語な気がするなぁ。まぁ噛み砕きかたはテキストの通りやし、積分する必要あるのが大変やね。落としてもしゃーない!飛ばすのが賢い!

(6)キルヒホッフの法則:これもまぁ計算するだけやな。ただ、問題で与えられてる仮定条件をきちんと組みとらなアカンのが注意。

(7)グラフの読み取り:モーメント計算についてはほぼ誘導に乗るだけ。1番のポイントはグラフを読み取ること。それも「グラフを全て正確に」ではなく「グラフの重要な(=特徴的な)とこだけは外さず」ってのがポイント。物理の知識はそんな使わへんから、解けたいところ。

 

 

大問3のまとめ

(5)は落とす思うけど、 その他は本番までには取りたいなぁ。

特に(7)は「あ、こんな感じで解くんや」ってのが大事やね。

大問2の方でグラフの読み取り問題があったけど、

化学の方でも似たようなやつ出たんよね。

数学もlogのグラフイメージできないとアカン問題あったし。

普段からグラフかくクセはつけといた方がエエな。

 

総じて

<諭吉略>

 

 

以上!

ほな!合格報告お待ちしてるで!

 

防衛大(一般)過去問解説テキスト
防衛大で4年間を過ごしたい!のに 防衛大の数学、物理、化学の