こんばんわ
質問への丁寧なご返信ありがとうございました。
ここでも、ご質問があるのですが
私国語の過去問はほぼ満点で、
数学は過去問何度もやって、点数はあまり良くなくて10点超える時もあれば8点の時もあります。なので今苦手な単元を重点的にやっています。
私が苦手なのはNo.14とNo.15の問題です。(面積や体積)
文章問題も苦手です。
二重根号は諦めてます。(最近は有理化が多いので)No.15の問題も諦めかけてます。
英語は覚えれば何とかなりそうな感じです。
話の内容がごちゃごちゃですいません。
国語、数学、英語、それぞれの科目についてこれだけはやっておけ!!!!というものを教えてください!!
数学についてお聞きしたいのですが、やはり捨て問題を自分で決めるというのも大事でしょうか?
どうしても二重根号の問題とNo.15の問題は答えを見てもわからず解く気さえ起きません。
そして、国語は得意、数学がある程度解ける、英語もそこそこ解けるというのもあってあまり今から焦りや危機感を持てません。だからと言って試験を甘く見てるわけでもないんです。モチベーションを保つものが何もなくて、どうしたらいいのかわからなくなる時があります。
諭吉さんのご意見を教えてください。
●●さん
お久しぶりです。
やっぱり、とても分かりやすいメールですね。
国語ほぼ満点というのも納得です。
(落とすとしたらきっとNo.13の文学史くらいじゃないでしょうか)
過去問頑張っておられるんですね。流石です。
いただいたお悩みのお返事を
<1>問題の重要度について
<2>モチベーションの維持
に分けてお話しようかと思います。
ごめんなさい、むっちゃ長くなりました。笑
なので、結論だけ先に言っておくと
<1>→英語を勉強するのがエエかも
<2>→先生についてもらうとエエかも
です。
まとめて、
「先生についてもらって、英語勉強するとエエかも」
です。
<1>問題の重要度について
今の●●さんにとってコスパ高な対策は、
科目でいうと英語かなと思います。
一般曹に限ってのハナシですけど、
国語は暗記科目
数学は論理科目
という感じなんですが、
英語はその中間
という感じの科目です。
出題傾向的にも、難易度的にも、です。
なので、
国語がほぼ満点、
数学が8~10点なのであれば、
英語は10~15点取って良いはずちゃうかな?と思うんです。
ですが、文章から察するにそうではないんですよね?(違ったらすみません)
なので、伸びしろがあり、かつ伸ばしやすいのは英語かなと思います。
ただ、英語は不特定×広範囲なので、
過去問で落とした問題を一覧にして、
どういう問題を落としているのかを明確にして対策するのがエエと思います。
この時、取れるおすゝめ手段は2つ。
「あぁ、こういう範囲がアカンな」っていうのがわかる場合は、
1.TSUTAYAのビジカレコーナーで関正生先生のDVDを借りて観る
間違った問題を並べてみても、
どういう問題が弱いのか・何をしたらエエのかよくわからん場合は、
2.よくわかる先生についてもらう
です。
1.はそのままですね。
判明した弱点の補強を、スピーディーに行いましょう。
2.は自分でわからないなら、わかる人に見てもらおう、というワケです。
これについては<2>のモチベーションにもかかわるので後ほど…。
もし、英語も10~15くらいきちんと取れてるから!
という状態で、上のアドバイスが見当違いだったら困るので
各科目についても述べておきますね。
[国語]
ほぼ満点ということで、もう対策は充分かと思います。
満点でないにせよ、
国語のあと1点を伸ばすよりも、
英語・数学を伸ばす方がコスパは高いかと思います。
[数学]
まずはコチラ、諭吉が勝手に作った数学の重要度一覧です。
※No.07~11の二次関数エリアに関しては、
問題番号と内容が100%一致するわけではないので、目安です。
===
No.01 式の計算(重要度:★★★)
No.02 有理化&二重根号(重要度:★★★)
No.03 絶対値(重要度:★★★)
No.04 No.11の簡単バージョン(重要度:★★★)
No.05,06 文章題(重要度:★)
No.07 平行移動(重要度:★★★)
No.08 「方程式型」(重要度:★★)
No.09 「頂点型」(重要度:★★★)
No.10 判別式(重要度:★★★)
No.11 二次不等式(重要度:★★)
No.12 三角比~図形ver.~(重要度:★★★)
No.13 三角比~代数ver.~(重要度:★★★)
No.14 平面図形(重要度:★★)
No.15 立体図形(重要度:★)
★★★:勉強コスパ高。受かるには絶対必要。最優先。全部取ってギリかな?
★★ :余裕持って合格するにはいくつかは獲っておきたい。合否の分かれ目感。
★ :高倍率に挑む人向け。それ以外の人は後回しでOK。
===
この表の価値は、
重要度がわかるってのもそうですが、
問題を分類しているところにも、あります。
「あ、私こういう問題が解けてへんねや。これの対策しよう」
みたいに使ってもらうとより、何をしたらいいかがわかると思います。
是非そういう使い方もしてみてください。
それで、今お悩みの問題についてですね。
No.05,06の文章題、No.15は立体図形は、重要度★です。
後回しでもOKです。
文章題は捨ててもいいんですが、
No.06に関してはたまに判別式の問題が紛れてるんで、
本番当日、目を通す必要はあります。
No.02で出る二重根号は案外簡単なので、勉強して損はないはずです。
ちなみに、
「なんで世の先生達はこう教えへんの?」って謎に思ってるんですけど、
実は二重根号って、
展開して比較するだけ
です。
これ、むちゃくちゃ丁寧に解説してて自信アリなので、
もし、まわりに
「展開して比較するだけ」スタイルの指導をしてくれる人がいないのであれば、
一読の価値ありかと思います。
もし不明点あれば、今回同様メールしてくだされば、お返事します。
→ https://note.mu/yukichi_sugaku/n/n8eb4f546453b
No.14の平面図形は、やるべきかどうか、際どいですねー。
対策範囲が英語同様、手広いからです。
英語は、やればやるほど解ける問題数が増えて、点数も上がります。
でも、平面図形は、1点にしかならんくせにやることが多いって感じで、
国語でいう文学史みたいなもんです。
出題側も、相当いろんなパターンの出し方ができます。
ですから、これを勉強しておけみたいなことは言えないんですが、
===
1.「三角比無敵論」
2.三平方
3.正弦定理
4.余弦定理
5.三角比を使った三角形の面積の公式
6.相似比の二乗=面積比
7.多角形は「補助線で、三角形に、落とし込む」
===
の7つ道具を持っておけば、どんな問題でも対処できるはずです。
…どうでしょうか?
これを見て
「あ~、これ、結構わからん。ほとんど1から勉強やな」
と思った場合は、後回しにして英語をやっつけるほうがいいかもしれません。
「あぁ、3と4と5くらいやな、勉強せなアカンの。いけそう」
と思ったのであれば、英語と並行したり、こっちを先におわらせてしまうのもアリです。
だいぶ長くなってしまったんで、
その他の問題についての細かい分析は、新メルマガでご覧ください…。
[英語]
No.01~04(05)くらいまでは暗記で済むかもしれませんが、
それ以降は文法の理解も必要です。
文法の内容的に偏りはないので、
学校で使っていた文法問題集をザーっとやるのがエエですね。
そこで出てきた単語・熟語で分からないものはその場で確実に覚えちゃってください。
それがそのままNo.01~04対策になります。
以上が<1>です。
流石に長かったっすね。
…●●さん?起きてます?笑
続いて<2>です。
モチベーションがキープできない理由は2つに分かれると思います。
1.ゴールへの思いが薄れてきた(目標に問題アリ)
2.マンネリ・疲れ・何したらエエかわからん(プロセスに問題アリ)
もし1.だった場合は「見学」とか「映画」とかがおすゝめなんですが、
●●さんは、
「説明会の変」というインパクトのある思い出をお持ちですから、
そこに関しては大丈夫かと思います。
なので2.が原因なのではないでしょうか?
諭吉にもありましたよ。
浪人時代、直前期に気が抜けてしまった経験が。
ただひたすらニコニコ動画を観るだけやった一日もありましたw
で、たまに松岡修造さんのアツい動画で元気もらったりしてw
高校時代の友達で同じく浪人してたヤツがいたので、
学力も志望校も全然違うんですけど、
一緒に黙々と勉強して、一緒につかの間のカップラーメン休憩をとって、
またお互い黙々と勉強したりもしてました。
振り返れば、他人のおかげでやる気が回復していたような気がします。
個別指導してくれてた、志望校に通っている恩師にメールしてみたりとか。
●●さんも、去年の夏からずっと1人でストイックに頑張ってきたのかもしれません。
だからこそ、
刺激が薄れてきたのかもしれないし、
「自分でできることはやりきった」と感じてるのかもしれません。
そういう時は誰かのパワーを借りるというのもありです。
<1>の問題も踏まえると、
既に、別の切り口から記事にしてるのですが、
●●さんのお悩みを一気に解決してくれるものがあります。
→ http://諭吉の数学.com/5月限定ど~してもお金を掛けたくない時用、620円/
無料体験枠で充分なので誰か先生に来てもらって、
例えば
英語全般や二重根号・平面図形を教えてもらったり、
おしゃべりしながら勉強するのがエエかもしれません。
その時来てくれた先生にモチベーション問題をぶつけてみるのもありです。
そのあと、もらえる1,000円分のQUOカードで、
YouTuber気分でコンビニで無駄遣いしちゃったり、
ファミレスでスイーツ食べて、ドリンクバーで好きなものを飲みながら、ただただボーッとくつろいでみたり、
ドラッグストアで前から使ってみたかったグッズを買ってみたりしてみると
気分転換にもなって、
「おっしゃ!残り僅か、頑張ったるやん!」
となるんじゃないでしょうか?
今まで家庭教師の経験が無かったら少しハードルが高く感じるかもしれません。
諭吉も、初めて1:1の授業を受けた時はそうでした。
でも、今回の●●さんの場合は、
マンネリ打破のために、そのドキドキが必要かもしれません。
体験を受けて、
その授業がわかりやすかったとかわからなかったとか、
先生が気に入った気に入らなかったとか、
そういう観点ではなく、
ドキドキする・新しい風を感じるためにチャレンジするっていうイメージで受けてみるのがエエかなと思うんですよね。
そのあと、ちょっと勉強から離れて、リラックスしてみる。
アルキメデスは、研究に行き詰ってお風呂に入ったときに、浮力を発見しました。
リラックスしたときに活路が見えるのです。
ドクター中松は、プールに死ぬ直前まで潜って、インスピレーションを受けます。
…これは何か違うか。笑
とにかく、
●●さんのように、頑張っている人は
ときたま、緩んでみることも大事なのかもしれません。
ほんま、長くなりました。
応援してます。