高校物理を勉強したことがある人なら、
「物理は微積を使うとカンタン」
みたいな話を聞いたことがあるかもしれへん。
ほんで、
微積分習いたてであんまりよくわかってへんけど、物理で使ってみようかな?
とか悩んでる人向けのお話。
大前提として…
高校物理は、微積を使おうが使わなかろうが正解は出ます。
勘違いしてたら困るんで、念押し。
じゃあ微積を使うと何がハッピーかというと…
頭を使わなくて済む。
計算をショートカットしたり、
思考のショートカットが不要になったりするだけ。
物理の面白さは
「この公式使ってこれを出して、次にこれ使えば出るんじゃね!?おっしゃキタコレ!」
みたいに、頭を使うことにこそある!って人は普通に物理やればエエ。
細かいことどうでもいいから、ちゃっちゃと解出してまいたいって人は微積を使えばエエ。
例えば…
「速度は、変位の(時間)微分」 で定義されてるし、
「加速度は、速度の(時間)微分」 で定義されてる。
細かいこと考えずに、変位を微分すれば速度が出るし。
加速度を積分すれば速度がでる。
何回も言うけど、
高校物理はなるべく微積を使わない形で公式を表現してあるから、
それらをそのまま使っても、もちろん大丈夫。
v = v0 + at
みたいなやつね。(これも式変形すれば、ちゃんと速度の微分が加速度って形になる)
楽したい人は微積使えばエエけど、
微積を使えるようになるのがラクじゃないのかも。笑
「微積物理は、頭を使わないためにある。」
というお話でした。