まいど!諭吉です。
防衛大学校の過去問を5年分解いたから分析するで。
(2022年追記:さらにたくさん解きました。詳細は最下部で!)
倍率
令和元年の試験、つまり令和2年の入校者が選ばれる試験の倍率は、令和2年防衛白書のデータをもとに計算すると、こうなる。
区分 | 男子倍率 | 女子倍率 | 計倍率 |
人社 | 54.5 | 151.7 | 74.2 |
理工 | 28.6 | 98.4 | 33.1 |
計 | 34.4 | 126 | 43.6 |
女子の倍率が異常やな。理工は約100倍、人社は約150倍。
つまり、100人に1人、150人に1人が合格する割合。
ほぼどの科目も満点取るレベルちゃうかな?
ちなみに、
女子の採用者数について過去のデータをみると、
毎年人社は10人台、理工は20人台かな?って感じ。
女子がエグいけど、男子も普通に高倍率。
国立大学は2〜3倍、有名私立で競争激しくても3〜5倍やからね。
桁が違うとはまさにこのこと。
国を背負う重みですね。
では、そんな高倍率をくぐり抜ける戦略を見ていこか。
数→物→化と見ていくで。
数学
まず最初に、文系なら、数学選択するの辞めといた方がエエと思うな。笑
国立大志望で、数学きちんとやってる人・数学が得点源な人なら有りかも。
近年の様子
だんだん易化してる気がする。
平成28,29年(2016,2017年)入校分なんかは解法も計算も面倒い印象やけど、
令和2年(2020年)入校分はそんなに難しい問題ではなかったね。
時間配分
大問5つで120分ってことで、大問1つあたり24分かけられる。大問1つに小問は3つ程度。
基本的に時間的余裕はあるけど、たまにスラスラ解けへん初見殺し系問題(解けなくはない)があるから、そこに時間を費やせるようにしておきたい。
- 基本問題はサクッと終わらせる
- 計算は工夫しながら進める
ようにしておきたいところ。
出題範囲
文系はⅠAⅡB、
理系はⅠAⅡBⅢから出てる。
他の高校内容を問われる自衛官の試験より広い。
例えば、
航空学生はB,Ⅲが出てないし、
一般曹候補生は(A,Ⅱ,)B,Ⅲが出てないから、
これらも併せて受ける人は注意ね。