敬語はみんな苦手ですね。自信ない人も多いでしょう。
外国人の友達ができると、敬語について文句言われますね。
「日本語の勉強してるけど、敬語がわかりにくい」って。笑
逆に、敬語がきちんと使えることこそが、
日本人である証左と言えるんちゃいますか?
ぜひ身につけましょ。
特に、
自衛官は正しい言葉遣いが魅力の一つ、みたいなところあるもんな。
ってか何よりも、
試験に出てる
からね。笑
頑張りましょ。
まぁ、ある2点を守ってくれたら敬語は簡単です。
試験関係なく、普段から使えるようになるで。
敬語=尊敬語+謙譲語+丁寧語
敬語ってのは、
- 尊敬語
- 謙譲語
- 丁寧語
をまとめた言葉。
丁寧語
丁寧語はカンタン。
「めし」じゃなくて「ご飯」
「カネ」じゃなくて「お金」
「おはよう」じゃなくて「おはようございます」
「〜やで」じゃなくて「〜です」
大丈夫やろ?
…じゃなくて、
「大丈夫でしょうか?」笑
「尊敬語と謙譲語ってどう使い分けんの?」
みんなが苦手なのは、「尊敬語」と「謙譲語」。
日本の文化として、目上の人と会話する時は、
相手が上、自分が下
という関係を、大げさにアピールする。
その上下関係アピールには、2種類ある。
- 相手を高くする
- 自分を低くする
まぁ、当たり前やんな。
そして
- 相手を高くする言葉遣いを、尊敬語
- 自分を低くする言葉遣いを、謙譲語
と言う。
これは覚えてください。
相手を高くする?自分を低くする?どゆこと?
じゃあ…
相手を高くするというのは、どういうことか?
それは、相手の動作を高くする(尊敬する)こと。
それが尊敬語。
「相手の動作」がポイントね。
自分を低くするというのは、どういうこと?
それは自分の動作を低くする(謙遜する)こと。
それが謙譲語。
「自分の動作」がポイントね。
つまり、
尊敬語/謙譲語を使い分ける方法は、
「その動作、誰がしてるん?」
を考えること
といえる。
ここまで大丈夫かな?
謙譲語→自分の動作を謙遜する語
ってことね。
あとは言葉ごとに形を覚えていくだけ。
ここまでで、敬語の構造について理解できた。
尊敬語と謙譲語の使い分けがわかった。
そしたら、あとはもう簡単。
動作を表すフツーの言葉の、
尊敬語ver.と謙譲語ver.をそれぞれ覚えていくだけ。
例えば、
尊敬語 → 召し上がる or お食べになる or 食べられる
謙譲語 → いただく or 頂戴する
みたいにね。
ここまでが理解できれば、
自分が食べる時は、「私が〜いただく」という文章を作れるし、
相手が食べる時は、「●●様が〜召し上がる」という文章を作れる。
※ちなみに、「身内(親、兄弟姉妹)は自分扱い」ってルールがあるから気をつけてや。
一般曹候補生でも自衛官候補生でもバッチリ狙われてるで。
まとめると、敬語の勉強ですべきことは2つだけ。
1. 尊敬語(相手用)と謙譲語(自分)の使い分けを見極められるようになる
2. その動作を尊敬語にしたら何か?謙譲語にしたら何か?は覚えなアカン
1.については、今仕組みを理解してもらったはずやから、
いろんな問題を解いて、見極めの精度を上げていってもらうだけ。
だからあとは2.の暗記を頑張ってもらうだけ。
頑張ってや!
ほな!