まいど、諭吉です!
「倍率」の意味・重要性がわからん人は
この記事読んでな。
一般曹の倍率はどこで見れんねん?
一般曹の倍率は『防衛白書』で正式に発表されてるけど、探すんちょっとめんどくさいな。
成美堂さんの過去問にも倍率は載ってるけど、最新の2年分だけちゃうかったかな?
別にそんなにたくさん見る必要ないけど、
傾向とかは少なくとも3年は見ないとわからへんよな。
やねんけど、その倍率をみるときの注意点があるんや。
ここが変だよ一般曹の倍率!
注意しなあかんのは、一般曹の倍率は
「一般的な試験倍率より高いものが出てる」
ってことやな。
公表されてる数値が100.0倍やったとしても、
実際は1.0倍って可能性があるってことな。
でもこれは、防衛省がウソついてるってわけじゃないで。
『防衛白書』で公表されてる倍率は
「応募者数」と「採用者数」から算出されてるんや。
応募者数 ÷ 採用者数 = 倍率
って計算で倍率を出してるんや。
でも、試験の難易度を知りたい場合は、
受験者数 ÷ 合格者数 = 倍率
で出した倍率をチェックするほうがエエ。
どういうことかっていうと、
試験の流れを見ていくとわかりやすいで。
試験の流れって、
応募 → 受験 → 合格 → 採用(着隊・入隊)
ってなっとるよな。
これ、右に行くほど人の数は減るよな。
だって、
応募したからと言って、その人が受験するとは限らへん。
受験票を手に入れてから試験当日までに、
病気で受けられへんかったとか、別の進路を選んだとかで、受験しないワケや。
同じように、合格したからと言って採用されるとも限らへん。
つまり
応募者数>受験者数 やし、 合格者数>採用者数 なんや。
防衛白書で公開されてるんは、応募者数÷採用者数なんや。
でも、試験の難易度と適切に表現してるのは
(実際に試験を受けた)受験者数÷(実際に合格した)合格者数で算出する受験倍率なんやな。
更にわかりやすくするために、極端な例え話をすると、
応募してきたのが100人。
インフルエンザが流行ったせいで、受験できたのが10人。
問題はたった1問「問. 1+1=?」。
見事10人全員が合格。
しかし、一身上の都合によって自衛官になったのは1人。
この場合の倍率を、1倍とするのか、100倍とするのかって違いやな。
試験(1+1=?という問題)の難易度という意味では、1倍なんやけど、
遠足の帰りの先生かっちゅう感じの
「申し込んでから入隊までが試験なんです」
っていう発想なら、100倍とするべきやろうな。笑
で、防衛白書は後者を採用しているってことな。
もしかしたら、数字を大きく見せたいってだけかもしれんけど。
以上、
「一般的な受験の倍率と同じノリで数値見てたらびっくりするから、
注意したほうがエエで」って話やで。
ほな!
(再掲)
「倍率」の意味・重要性がわからん人は
この記事読んでな。